カード効果を受けないモンスターにも対抗できる!?「禁じられた聖典」の強力な効果

マキシマム・クライシスに収録されている《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》は素のレベルが低い代わりに、効果でレベルが上がると強力になる効果を持っているモンスターです。

遊戯王カード MACR-JP041 LL?インディペンデント・ナイチンゲール(レア)遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス]

《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》
融合・効果モンスター
星1/風属性/鳥獣族/攻1000/守 0
「LL-アセンブリー・ナイチンゲール」+「LL」モンスター
①:元々のカード名に「LL」を含むXモンスターを素材としてこのカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
そのモンスターが持っていたX素材の数だけ、このカードのレベルを上げる。
③:このカードの攻撃力はこのカードのレベル×500アップし、このカードは他のカードの効果を受けない。
④:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベル×500ダメージを相手に与える。

これを《簡易融合》等で出し、元から高レベルである《The tyrant NEPTUNE》でコピーしてしまおうというコンボが巷で話題になっています。

LE17-JP001 UR The tyrant NEPTUNE【遊戯王シングルカード】

《The tyrant NEPTUNE》
効果モンスター
星10/水属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカードは特殊召喚できない。
このカードはモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、アドバンス召喚時にリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値分アップする。
このカードがアドバンス召喚に成功した時、墓地に存在するリリースした効果モンスター1体を選択し、そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。

《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》をコピーした《The tyrant NEPTUNE》は打点6000で他のカードの効果を受けずに毎ターン5000ダメージを効果で与えるという、とんでもモンスターになります。
この手の効果受けないモンスターは最近まで「はいはい《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》」で終わっていたのですが、打点が6000と常軌を逸している為、後出しに限ると壊獣の様なカードでないと処理できない厄介なモンスターになります。
しかも効果ダメージ量も尋常じゃなく、壊獣引くまで遅延…ということも中々叶いそうにありません。

そこで白羽の矢が立ったのが《禁じられた聖典》です。

遊戯王 PRIO-JP067-SP 《禁じられた聖典》 Super

他のカードの効果を受けない状態になっている《The tyrant NEPTUNE》でも《禁じられた聖典》が適用されると、実は戦闘で倒すことが出来ます。

それは何故なのか、今回は解説していきます。

《禁じられた聖典》には2つの効果がある

《禁じられた聖典》のテキストを詳しく見ていきましょう。

《禁じられた聖典》
速攻魔法
お互いのモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
ダメージステップ終了時まで、このカード以外のフィールド上のカードの効果は無効化され、その戦闘のダメージ計算は元々の攻撃力・守備力で行う。

《禁じられた聖典》の効果は極めてシンプルですが、2つの効果を持っています。
1つ目が「ダメージステップ終了時まで、このカード以外のフィールド上のカードの効果を無効化する」効果、
2つ目が「その戦闘ダメージ計算は元々の攻撃力・守備力で行う」効果です。

多くの人が勘違いしていると思われるのですが、2つ目の効果はモンスターに影響する効果ではありません
この効果は「ダメージ計算」を主語にしており、世にも珍しい”ダメージ計算が影響を受ける”効果になります。
実は《禁じられた聖典》以外でダメージ計算を主語とする効果は今のところ存在していません(17/01/09)。(《禁じられた聖典》以外でご存知の方はご一報ください)

つまり、《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》をコピーした《The tyrant NEPTUNE》は《禁じられた聖典》によってこそ無効化はされませんが、放った攻撃は0としてダメージ計算で扱われることになります
もちろん、《The tyrant NEPTUNE》自体は無効化されていない為、ダメージ計算後も倒されていなければ攻守は6000のままになります。(100%倒される状況ですが)

ここで、似たような効果を持つ《マジック・アーム・シールド》を見てみましょう。

遊戯王カード 15AX-JPM49 マジックアーム・シールド(ノーマル)遊戯王アーク・ファイブ [決闘者の栄光 -記憶の断片-side:武藤遊戯]

《マジック・アーム・シールド》
通常罠
①:相手フィールドに表側表示モンスターが2体以上存在し、自分フィールドにモンスターが存在する場合、
相手モンスターの攻撃宣言時に攻撃モンスター以外の相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをバトルフェイズ終了時まで得て、攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。

こちらもダメージ計算を行う効果ですが、主語はあくまでもモンスターであり、全てモンスターが影響を受ける効果になります。

例えば《The tyrant NEPTUNE》を銃としましょう。
《マジック・アーム・シールド》はその銃の向き先を変えようとする効果ですが、《禁じられた聖典》の元の攻守で計算する効果は放たれた銃弾に干渉するイメージです。

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効果を受けない状態の《The tyrant NEPTUNE》の向き先は変えることはできませんが、《The tyrant NEPTUNE》より放たれた銃弾はもう《The tyrant NEPTUNE》の影響を受けない為どんな効果も受け付けます。
そこに《禁じられた聖典》の特殊なフィルターがかかり、元々の攻撃力、つまり0での計算になってしまうのです。

如何だったでしょうか。
どんなに強力な効果でもルール干渉系の効果の前では形無しだということが良く分かったと思います。

でもまぁここまで書いておいて難ですが《禁じられた聖典》で処理するよりも《The tyrant NEPTUNE》のコピーする効果に《幽鬼うさぎ》や《D.D.クロウ》、《神の通告》を当てたりするのを狙った方が現実的なような


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