選考会を目指すプレイヤー必読!第2弾 ~発動した効果とは~

第1弾「選考会を目指すプレイヤー必読!~永続効果の適用優先度~

ブロック代表戦の開始期間直前記事の第2弾!
今回は【恐竜】系のデッキでも採用率の高い《幻創のミセラサウルス》や《真竜皇V.F.D.》の効果を例に、「発動した効果を受けない」の範囲について解説します。
《幻創のミセラサウルス》を使う側も、使われる側も「何が効いて、何が効かないのか」をしっかりと把握しておきましょう。

遊戯王カード RATE-JP028 幻創のミセラサウルス ノーマル 遊☆戯☆王ARC-V [レイジング・テンペスト]

※以下の解説は個人の解釈に基づいたもので、非公式であり、正しいとは限りません。
参考程度にして頂き、対戦中に判断が必要になった場合はジャッジやOCG事務局に問い合わせてください。

1.「発動した効果を受けない」効果の基本

永続効果は止められない

《幻創のミセラサウルス》のテキストにある「発動した効果を受けない」とは以下の様に相手がチェーンブロックを組んで発動した効果の影響を受けない状態になる。

  • 遊戯王カード SR04-JP002 魂喰いオヴィラプター(スーパーレア)遊☆戯☆王ARC-V [STRUCTURE DECK R -恐獣の鼓動-]
  • 遊戯王カード RATE-JP028 幻創のミセラサウルス ノーマル 遊☆戯☆王ARC-V [レイジング・テンペスト]

《魂喰いオヴィラプター》恐竜族
「魂喰いオヴィラプター」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
②:このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。

《幻創のミセラサウルス》(抜粋)
①:自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。

遊戯王カード SPHR-JP031 PSYフレームギア・γ ノーマル 遊戯王アーク・ファイブ [ハイスピード・ライダーズ]

《PSYフレームギア・γ》(抜粋)
①:自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。

例:《幻創のミセラサウルス》の効果が適用されている状態で《魂喰いオヴィラプター》が発動した効果にチェーンして《PSYフレームギア・γ》を発動した場合、《幻創のミセラサウルス》の効果により《魂喰いオヴィラプター》の効果は無効にならない。

しかし、《スキルドレイン》の様なカードの発動時にチェーンブロックを組むものの、処理自体は発動とは無関係に行うものに関しては「発動した効果を受けない」では逃れることはできない。

遊戯王カード 20AP-JP025 スキルドレイン パラレル 遊☆戯☆王ARC-V [20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE]

例:《幻創のミセラサウルス》の効果が適用されている状態で《魂喰いオヴィラプター》が発動した効果にチェーンして《スキルドレイン》を発動した場合、《魂喰いオヴィラプター》の効果は無効になる。

「発動したカードを受けない」カードの例

「発動した効果を受けない」効果を持つカードには以下の様なカードがある。

・《幻創のミセラサウルス》
・「クリフォート」効果モンスター(自身のレベルより低いレベル・ランクのモンスターが発動した効果)
・《暗黒方界神 クリムゾン・ノヴァ》(元々の攻撃力が3000以下のモンスターが発動した効果)
etc…

9期に登場した新しいテキストであるが、基本的には以前よりある万能の「効果を受けない」よりも下位の効果であるため、
強さの調整の為に作られたテキストであると考えられる。
以下の説明でも、これらのモンスターを例として扱う。

2.「発動した効果を受けない」では止められないカード群

パターン1:発動後も特定の期間中は永続的に効果が適用される効果

「このターン、○○は××される」等のテキストを持つ、発動自体にはチェーンブロックを作るが、効果はその後にも継続して適用されるいわゆる残存効果は「発動した効果を受けない」では効果を受けてしまう。
→残存効果に関しては幻創のミセラサウルスから学ぶ!強力無比な「残存効果」を参照。

  • 遊戯王カード RATE-JP028 幻創のミセラサウルス ノーマル 遊☆戯☆王ARC-V [レイジング・テンペスト]
  • 遊戯王カード SR01-JP027 帝王の烈旋 ノーマル 遊戯王アーク・ファイブ [STRUCTURE DECK -真帝王降臨-]

《幻創のミセラサウルス》(抜粋)
①:自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。

《帝王の烈旋》(抜粋)
①:このターン、アドバンス召喚のために自分のモンスターをリリースする場合に1度だけ、
自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドのモンスター1体をリリースできる。

例:《幻創のミセラサウルス》の効果が適用中に相手が《帝王の烈旋》を発動した場合、自分の恐竜族モンスターをリリースして相手はアドバンス召喚を行うことができる。

  • 遊戯王 NECH-JP026-R 《アポクリフォート・キラー》 Rare
  • 遊戯王カード MACR-JP046 真竜皇V.F.D. シークレットレア 遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス]

《アポクリフォート・キラー》(抜粋)
①:通常召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果も受けない。

《真竜皇V.F.D.》(抜粋)
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、属性を1つ宣言して発動できる。
ターン終了時まで、フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になり、宣言した属性の相手モンスターは効果を発動できず、攻撃もできない。

例:自分フィールドに《アポクリフォート・キラー》が存在し、相手フィールドに《真竜皇V.F.D.》が存在している状態で《真竜皇V.F.D.》の効果を発動した場合、《アポクリフォート・キラー》は相手の《真竜皇V.F.D.》の効果を受け、属性が変更され、効果を発動できず、攻撃も行うことができない。

パターン2:効果の発動後、別のタイミングで処理が行われる効果

効果の発動時には特に処理は行わず、所定のタイミングで(チェーンブロックを作らず)処理を行うカード群。
これらのカードについても、発動と処理のタイミングが異なる為「発動した効果を受けない」効果では止める事はできない。

  • 遊戯王 NECH-JP026-R 《アポクリフォート・キラー》 Rare
  • 遊戯王カード BOSH-JP041 刻印の調停者(ノーマルレア)遊戯王アーク・ファイブ [ブレイカーズ・オブ・シャドウ]

《アポクリフォート・キラー》(抜粋)
①:通常召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果も受けない。

《刻印の調停者》(抜粋)
②:1ターンに1度、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。次のターンのエンドフェイズにそのカードを破壊する。

例:《アポクリフォート・キラー》を対象に《刻印の調停者》を発動した場合、次のターンのエンドフェイズに《アポクリフォート・キラー》は破壊される。

また、このタイプの効果は発動したタイミングでは処理が行われない為、「破壊する効果」として扱われず、処理のタイミングでは「対象を取る効果」としては処理されない、強力な効果として扱われる。
その為、《刻印の調停者》の効果の発動に対しては、「フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果」に反応できる《スターダスト・ドラゴン》は効果を発動できず、「対象を指定しないカードの効果では破壊されない」《深海王デビルシャーク》は破壊されない。

まとめ

つまり「発動した効果を受けない」というのは「発動にはチェーンブロックを作るが、効果処理はチェーンブロックを作らず適用される効果」については、止めることができない。
一見強力な効果ではあるが、「効果を受けない」の下位互換に過ぎない事を把握しておきたい。


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